読み聞かせ用の絵本しか家になかった幼稚園時代
こんにちは!かおりメソッドアンバサダーのYです。関西在住の私は、小3女子と小2女子のママでもあります。
今回はかおりメソッドに出会ってからの、我が家での「本の与え方」や、知的好奇心ののびているわが子の実例をご紹介しようと思います。
わたしが、人前で「本の与え方」について話すなんて信じられないくらい、以前の我が家には読み聞かせ用に少し本が置いてある程度でした。
そこから、沢山の習い事をやめて、時間にゆとりができたところで、「かおりメソッド」に出会い、改めて「読書の大切さ」に気づかせていただきました。
今では、ほぼ毎週末に図書館に通い、借りた本をリビングの目に触れるところに「散らばせる」のが習慣になり、子ども達のタイミングで本を手に取るようになり、「ママこれ読んで」と子どもから言われて読み聞かせすることも増え、本に対して「楽しい」「身近なもの」というイメージが出来上がってきたように感じています。
本を選ぶ時に心がけているたったひとつのこと
ウチの子どもは、まだ「ママが本選んできて」ということが多く、私が図書館でささーっと適当な本を見繕うことが多いのですが、その時に大切にしているポイントは1つだけです。
そのポイントにそって、具体的にどんな与え方をしているか、例をあげると、、、、
例えば、今年は近くのキャンプ場と徳島のデトックスプログラムと2つのキャンプに行ったので、「キャンプ」にまつわる本を選びました。

この本は、小3の娘が学校の読書感想文の本にすると言って、原稿用紙に一生懸命書いていましたが、やはり実際に体験したことや、日ごろから興味を持っていることだと、書きたいことが自然とあふれてきて、内容も豊かなものになるなという印象を受けました。

これは、生まれつき障害を持つ女の子が、養護学校のバス停まで200mある道のりを40分かけて毎日がんばって歩くのですが、その中でお花に話しかけたり、ハチに話しかけたり、急いで歩くと気づけないような豊かな世界の楽しみがたくさん描かれています。
それを見て「大変そう」「かわいそう」と思うのではなく、みんなそれぞれのペースで生きているんだということを知り、自然に手を差し伸べられるような、そんな優しく思いやりのある心を持ってほしいという思いでこの本を選びました。
今、まさにパラリンピックで毎日障害という逆境を乗り越えたトップアスリートが、必死で闘う姿にこちらが励まされ、勇気づけられています。
「できなくなること」にフォーカスするのではなく、これからも「できること、したいこと」に目を向ける彼らのポジティブシンキングに最近毎日元気をもらっています。

図書館で借りてきた「弥生時代のサバイバル」ですが、先日買った歴史の本で「卑弥呼」を見てから、突然「卑弥呼」に興味を持ち始め、気づけばこんな感じで読んでいます。

そこから、天才ノートにも「卑弥呼ってどんな人?」というタイトルで、本を見ながら自分なりにまとめていました。


奈良県に、卑弥呼が眠っているといわれる「箸墓古墳」(はしはかこふん)があるので、また行ってみたいねと娘が話していました。
また、小学生新聞をとっているのですが、そこで「奈良の大仏様の絵を描いて送ったら、ご奉納してもらった後、お守りとして返却してくれる」という募集記事をみつけ、応募しました。
先日、自分の書いた大仏様の絵の下に、印を押して「お守り札」になったものが、家に返ってきました。

「無病息災」のご奉納をして下さったものなので、額に入れてお部屋の壁に掛けておこうと思っています。
このイベントを機に、以前かおりメソッドコミュニティ「実践オンラインサロン」で紹介もあったシリーズから、この本を選びました。

そして、奈良の大仏様を造立したのは聖武天皇という人で、どういう思いでいつ建てられたものなのか?を自分でいろいろと調べたりもしていました。
卑弥呼も大仏様も「奈良」がゆかりの地なので、今度一緒に見に行きたいね、と話しています。
我が家では、かおりメソッドに出会ってから、このような感じで本を与えています。
つまり、
子どもたちが今興味を持っていること、体験したことにリンクしている本を選ぶ
ということです。
良書を大人の視点で一方的に与えるのもいいですが、今の自分のこどもが何に興味をもっているか、持ちそうか、がわかるのは親である私だけ。
子どもの今に寄り添って、選書してみる。
子どもが主体的に楽しんで読書をしていると、親子の会話も豊かになり、楽しみもできて、家庭内の時間が益々楽しくなるという好循環ができました。
これからも「我が家流」の選書、「我が家流」の子育て、で子どもが主体的に学んでいくのを、私が楽しみ味わうような生活を続けていきたいなと思っています。